国際ジャパントラスト(名古屋市中区)は17日、国土交通省が実施する「国際物流の多元化・強靭化に向けた実証調査」に参加すると発表した。
同社は、米国大陸を横断する新たな輸送ルート「北米ミニランドブリッジルート」の有効性を検証する実証実験に取り組み、日本から欧州までの物流ネットワークを強化し、災害や地政学的リスクへの対応力向上を目指す。
実証実験では、名古屋港から米国西岸のロサンゼルス港までコンテナ船で貨物を輸送した後、ロサンゼルスからニューヨークまで鉄道で運び、ニューヨーク港から再びコンテナ船で欧州のロッテルダム港へ輸送する。ジャパントラストのロサンゼルス現地法人であるグレートラックが鉄道輸送を支援する。同ルートは、従来のスエズ運河経由や喜望峰経由の輸送ルートを補完するものとして、新たな物流ルートの選択肢の確立を目指す。
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