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ミスミ、間接材調達の効率化を推進

2025年4月7日 (月)

サービス・商品ミスミグループ本社は4日、間接材のトータルコストダウンサービス「MISUMI floow」を提供開始したと発表した。同サービスは、工場内で使用される手袋や工具などの間接材調達において、在庫レス・発注レス・管理レス・不正レスを実現し、調達業務にかかる時間を7割削減する。すでに日本国内50工場でテスト導入を終えており、今後の本格展開に向けて準備を進める。

同サービスの特徴は、使用頻度に応じて最適な供給方法を選べる点にある。高頻度品は自販機を通じて即時調達でき、在庫はミスミ側で自動補充される。中頻度品は定期配送、低頻度品はEC(電子商取引)サイトや専任窓口から見積もりを通じて都度調達が可能となる。同社はグローバルで3000社以上のブランドを取り扱い、幅広い間接材ニーズに対応しており、特に工場現場の調達負担軽減や在庫管理の簡素化が期待されている。

物流面では、調達データの可視化や顔認証機能を備えた自販機の導入により、過剰在庫や不正使用を防止しつつ、必要な時に必要な量を即時供給できる体制を整えた。同サービスは、9-11日にポートメッセなごや(名古屋市港区)で開催される「ものづくりワールド」で初展示され、来場者が実機を操作して体感できる。

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LOGISTICS TODAY編集部