財務・人事DHL(ドイツ)は7日、2030年までにヘルスロジスティクス部門に20億ユーロを投資する計画を発表した。
投資額の50%を南北アメリカ、25%をアジア太平洋、25%をEMEA(ヨーロッパ、中東、アフリカ)地域に割り当て、最先端の冷却輸送および保管機能を強化する。また投資の大部分は、複数の温度帯に対応するGDP認定のファーマハブの新設、既存施設のコールドチェーン能力の拡大、新しい温度管理車両の導入、持続可能な配送を確保するためのパッシブ・パッケージングとアクティブ・パッケージングの強化に充てると。さらに低温・超低温に対応できる特殊な冷却インフラにも投資し、製品の完全性、規制遵守、医療提供者と患者の信頼を確保する目的で最先端のITシステムを導入するとした。
同社グループはライフサイエンスおよびヘルスケア部門で24年に世界で50億ユーロ以上の収益を上げ、30年までにさらに50億ユーロの収益増を見込んでいる。
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