財務・人事DHL(ドイツ)は4月30日、2025年第1四半期の業績を公表した。グループ全体の売上は前年同期比2.8%増の208億900万ユーロ、営業利益(EBIT)は同4.5%増の13億7000万ユーロとなった。サプライチェーンやエクスプレス部門などが堅調に推移し、全体の成長を支えた。
同社によると、供給網の自動化による生産性向上と新規契約の獲得が収益拡大に寄与した。分野別では、DHL Express、Supply Chain領域が増収増益、Global Forwarding, Freight、eCommerceが増収減益となった。
同社グループは、物流強化に向けた戦略「Strategy 2030」の一環として、「Fit for Growth」プログラムを進行中で、全社的に10億ユーロ以上のコスト削減を目指す。今後はライフサイエンス・ヘルスケアや新エネルギー、電子商取引といった成長分野への重点投資を継続し、30年までに20億ユーロを投じる。
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