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DHL、EC拡大と世界経済回復で2Qも絶好調

2021年8月6日 (金)

財務・人事独DHLグループは現地時間の5日、2021年度第2四半期(21年1月-6月)の連結決算を発表した。売上高は22.2%増の195億ユーロ(2兆5322億円)、EBIT(利息・税金控除前利益)は2.3倍の21億ユーロ(2727億円)でともに過去最高を記録。EBITを売上高で割ったEBITマージンは10.7%に上昇し、純利益は2倍以上の13億ユーロ(1688億円)で、第1四半期に続く大幅な増収増益となった。

ECの世界的な拡大や、世界経済のコロナ禍からの回復傾向などによる物流需要増、加えて業務プロセスの継続的なデジタル化などにより、出荷量は過去最高を記録して、全部門が恩恵を受けたという。通期の業績予想については上方修正し、70億ユーロ(9090億円)以上の「記録的な」利益を見込む。

なお、業績の好調を受けて第4四半期には、全世界の55万人の従業員に総額2億ユーロ(260億円)のボーナスを支給する考え。