ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

三井物産、米国で低炭素アンモニア製造事業に参画

2025年4月9日 (水)

荷主三井物産は9日、米国ルイジアナ州で低炭素アンモニア製造事業「Blue Point」に出資参画すると発表した。世界最大のアンモニア製造企業CFインダストリーズ(米国)、国内最大の発電事業者JERAと共同で、年間140万トン規模の低炭素アンモニア工場を建設する。工場はことし着工し、29年から商業運転を開始する。

同事業では、CCS(CO2の回収・貯留)技術を活用し、年間230万トンのCO2を処理することで、製造過程での排出量の95%以上を削減する。製造されたアンモニアは各出資企業が引き取り、同社は欧州やアジアなどへの販売を見込んでいる。同社は本事業に対し、29年までに1500億円(10億ドル)を順次投資する方針で、事業全体の総費用は6000億円(40億米ル)に上る。

同社は、化学品分野での50年以上のトレーディング実績と、エネルギー分野での天然ガス・LNG供給の知見を融合させ、国際的な輸送網の構築と燃料供給体制の整備に取り組む。

■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。

※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。

LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com