荷主ダイドーリミテッドは6日、中東情勢の緊迫化に伴う事業影響と対応方針を公表した。
原油価格の上昇を背景に、化学繊維などの原材料価格や製造工程におけるエネルギーコストの増加が見込まれている。特にイタリア子会社ポンテトルトや国内拠点での高機能素材の開発・生産において、コスト圧力が高まる可能性がある。
物流面では、紅海・スエズ運河経由の航路回避や運送保険料の上昇により、国際輸送コストの増大とリードタイムの長期化を懸念する。欧州・アジア間の素材・製品の移動に影響が及ぶ可能性があり、同社が進めるグローバルサプライチェーンの運用にも波及する見通しだ。
これに対し、直貿比率の拡大や素材の共通化、生産機能の最適化など、バリューチェーン改革を通じてコスト上昇の吸収を図る。また、高付加価値ブランド戦略による価格転嫁も併用し、利益率の維持を目指す。加えて、ビットコイントレジャリー戦略により、インフレや為替変動、地政学リスクに伴う資産価値変動の分散も進める。
現時点で中期経営計画の業績目標に重大な影響はないとしているが、物流・エネルギーコストの動向次第では、サプライチェーン全体での吸収余力が問われる局面となる。
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