M&A三井物産は9日、米国の低炭素アンモニア製造事業に関連して、米子会社のMITクリーンエナジー(MITCE)、MITクリーンアンモニア(MITCA)を特定子会社とすると発表した。
Blue Pointプロジェクトに関する最終投資決断に基づき、両社へ段階的に計20億ドル(3000億円)の増資を行うもので、出資比率や資本金が基準を満たしたことにより特定子会社に該当した。
MITCEとMITCAはともに米国デラウェア州に所在し、MITCEはMITCAへの出資と投資管理を担う持ち株会社、MITCAは低炭素アンモニア製造事業会社への出資・投資管理を行う。増資は2029年までに実施される予定で、両社とも資本金は10億ドル(1500億円)に達する。同社は間接的に両社を100%出資しており、役員も派遣している。
物流面では、同プロジェクトを通じて製造される低炭素アンモニアの国際輸送や供給網の構築が今後進められる見通しで、エネルギー分野の脱炭素化に向けたグローバルなサプライチェーンの一翼を担う計画だ。
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