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日産、英新鋭と自動運転支援技術の新基準構築

2025年4月11日 (金)

サービス・商品日産自動車は10日、自動運転技術開発のスタートアップ、ウェイブ(英国)と開発した自動運転支援技術「Wayve AI Driver」と、自社の次世代LiDAR(ライダー)を活用した「Ground Truth Perception技術」を組み合わせた新システムを導入すると発表した。同技術は、AI(人工知能)による車両制御と高精度な周囲環境の認識を統合し、衝突回避能力の大幅な向上を図る。

今回のシステムでは、ウェイブが開発した機械学習ベースのAIが走行中の車両挙動をリアルタイムで制御し、日産のLiDAR、レーダー、カメラによる周辺認識データと統合することで、複雑な交通環境にも柔軟に対応可能となる。これにより、従来のルールベースの制御を超えた、自律的かつ安全な走行支援を実現する。両社はこれを「新たな自動運転支援の基準」と位置付けている。

物流分野では、同技術の導入により、配送トラックや商用車への展開が期待されている。自律走行技術により、長距離輸送時のドライバー負担軽減や、渋滞時のスムーズな運転補助が見込まれ、特に都市部や幹線道路における安全性と効率の両立が実現する。

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LOGISTICS TODAY編集部
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