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Mapbox、英エネ会社の1日あたり走行300時間削減

2025年4月10日 (木)

サービス・商品マップボックス・ジャパン(東京都港区)は10日、開発者向け地図開発プラットフォーム「Mapbox」(マップボックス)が、電力・ガス事業者のデジタル化と業務改革を支えるプラットフォーム「Kraken」(クラーケン)と提携したと発表した。

クラーケンを導入しているオクトパス・エナジー(英国)では、イギリス全土で日々何万件ものスマートメーターの設置、EV(電気自動車)充電ポイントの設置、メンテナンス業務を行う3500人以上のフィールドエンジニアの業務を同プラットフォームで管理している。

クラーケンに「Mapbox Matrix API」が組み込まれたことで、リアルタイムの道路状況に基づいて移動時間と距離を算出し、クラーケンのAI(人工知能)による最適化エンジンがこの情報を使って距離、作業員の空き状況、スキルに基づいた作業割り当てを自動的に実行。地点間の効率的なルートを生成し、交通状況や作業内容の変化に応じてルートをリアルタイムに更新する。これにより現場チームの効率的な配置、1人当たりの担当業務件数向上、移動時間とCO2排出量の削減が可能になった。

オクトパスエナジーは1日あたり300時間の走行時間削減を達成し、年間400万マイルの移動距離を削減、さらに年間15万件の追加サービス訪問を実現。結果、都市部での業務効率が88%向上したという。

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LOGISTICS TODAY編集部
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