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岡通HDが大新運輸を子会社化、経営陣を刷新

2025年4月11日 (金)

▲岡通ホールディングス社長COOに就任する木野耕氏(出所:岡通ホールディングス)

M&A岡通ホールディングス(HD、愛知県岡崎市)は11日、大新運輸(愛知県豊田市)を完全子会社化したと発表した。

子会社化した大新運輸は1991年の設立以来、トヨタ系自動車部品の輸送を手がけ、愛知県豊田市を拠点に事業を展開する。従業員数は58人で、一般貨物自動車運送と倉庫運営が主力事業。

岡通HDは基幹事業である自動車部品輸送の強化と売上拡大を目指し、M&A機会を探索してきた。両社は車両や物流拠点の相互活用によるシナジー効果創出を見込み、株式譲渡で合意した。

岡通HDは同時に、6月1日付で役員体制を刷新すると発表。新たな役員体制として、天野保弘氏が代表取締役会長CEO(最高経営責任者)に、木野耕氏が代表取締役社長COO(最高執行責任者)に、岡田泰和氏が取締役副社長CSO(最高戦略責任者)にそれぞれ就任する。


▲(左から)岡通ホールディングス取締役副社長CSO兼岡崎通運社長に就任する岡田泰和氏、岡通ホールディングス会長CEOに就任する天野保弘氏

新体制では、岡崎通運(愛知県岡崎市)の社長に岡田泰和氏、岡通九州(福岡県飯塚市)の社長に中川正樹氏、大昭運輸(愛知県大口町)の社長に河合徹氏が就任する。大新運輸は倉田卓幸氏が社長に就任し、岡通商事(同)と岡通ISP東海(同)は木野耕氏が社長を務める。

岡通HDは「今回の役員体制の変更を通じて、グループ全体の経営基盤をより強固なものにし、さまざまな経営課題に柔軟かつ迅速に対応する」とした。

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LOGISTICS TODAY編集部
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