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全国で不正軽油抜取調査、山口県は嫌疑数ゼロ

2013年10月17日 (木)

行政・団体全国地方税務協議会が事務局を務める軽油引取税全国協議会は、10月を不正軽油撲滅月間に定め、都道府県と連携して主要幹線道路などで一斉に路上抜き取り調査を実施している。

調査は警察官の協力を得てトラックなどを停車させ、燃料タンクから採油したほか、運転手からの給油先などの聞き取り調査、不正軽油判定のための検査を行い、不正軽油であることが判明した場合は、さらに調査した上で軽油引取税の課税処分を行う。

山口県では16日午前10時から午前11時30分まで、防府市台道の国道2号上り線で県税事務所職員8人と警察官4人が路上走行中のトラックなどディーゼル車に対して調査を行った。

県税務課によると、調査はトラック42台から採油し、簡易分析の結果、不正軽油の疑いがあるものはなかった。同県では昨年度も54台に対して採油を行ったが、不正軽油の疑いがあるサンプルはなかった。全国では昨年、4261台から採油した結果、疑わしいサンプルが63件見つかっている。
不正軽油調査