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Freezo冷蔵倉庫省エネ技術、起業支援対象に

2025年4月14日 (月)

ロジスティクスFreezo(東京都文京区)は14日、東京大学協創プラットフォーム開発が主催する大学・研究機関共催のアクセラレータープログラム「1stRound」の第12回支援先に採択されたと発表した。冷凍冷蔵倉庫の電力消費削減に向けたAI制御システムの技術力が評価された。同社は物流業者や水産業者と連携し、技術の社会実装を進める。

(クリックで拡大、出所:Freezo)

同社は、大型冷凍機を蓄熱装置と捉え、電力市場価格や倉庫の入出庫状況に応じて運転を最適制御する独自アルゴリズムを開発している。これにより、冷蔵倉庫で最大26%の電気料金削減を実現。日本のコールドチェーン市場は1兆8000億円規模とされ、電気料金の占める割合は2000億円と推計されており、同社の技術は物流インフラの革新につながるものとして注目されている。

支援元である1stRoundは、東京大学が母体となり2017年に発足した国内最大規模の起業支援プログラムで、これまでに93チームを採択。支援後1年以内の資金調達成功率は90%を超え、採択企業の半数以上が大手企業との協業に至っている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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