調査・データONE-VALUE(東京都江東区)は14日、4月3日にベトナム中部における倉庫市場の有望性を分析した調査レポートを発行し、14日に販売を開始すると発表した。対象地域では、北中部および中央中部を中心に貨物輸送の90%を占め、電子部品や衣料、自動車部品など製造業関連の貨物が多く取り扱われている。現地では倉庫需要の高まりに伴い、国際港の整備や中継拠点の機能強化が進んでいる。
同レポートは全31ページで構成されており、Nghe An省やThanh Hoa省などの主要エリアにおける貨物輸送量や、倉庫賃料、稼働率などを詳細に分析。中国からの製造業移転により、北部および南部地域の土地価格が上昇し、中部地域へのシフトが加速する中、同地域の物流インフラや賃貸可能面積の拡大傾向も明らかにした。南北の主要都市を結ぶ中間地点に位置することから、中継倉庫としての機能にも注目が集まっている。
同社は、調査レポートの販売に加えて、ワークショップの開催やコンサルティング支援も提供しており、日本企業によるベトナム進出の支援に注力している。
■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。
※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com