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UPS、貨物追跡を刷新、機能強化版を提供

2010年12月13日 (月)

ロジスティクスUPSは貨物追跡ツールの機能を刷新し、2011年1月3日から機能強化版の提供を開始する。強化版では、個々の貨物の状況をより簡単に把握することができ、ホームページにアクセスすることで貨物をコントロールできるツールの利用も可能になる。

 

自分の貨物の状況をすばやく、簡単に把握できることが貨物追跡で最も重要――。UPSが顧客にヒアリングしたところ、顧客ニーズは、主要な情報が一目で分かるようになるだけでなく、時間短縮を重視していることが明白になった。

 

強化版では、こうした顧客ニーズに対応するための改善点が盛り込まれている。貨物追跡履歴で時間を短縮するため、最近追跡したトラッキング情報を最大75件まで記憶しておくことができ、すばやく情報へアクセスできるようにしたほか、貨物の説明を追加し、後で追跡履歴にアクセスした際にも簡単に見つけられるように工夫。最大50件までの重要貨物をマークし、保存する機能も追加し、貨物追跡履歴でも一番上に表示し、アクセスが簡単になるように配慮した。

 

また、貨物のステータス説明を付加し、色分けとプログレスバーにより、顧客は貨物のその時点での状況と、到着までどのくらいかかるのかが素早くわかるようにした。悪天候や不測の事態により発生した配達の遅延を知らせる特別メッセージにも対応。このアラートにより、署名要求や貨物代金引換(C.O.D.)の貨物を事前に把握し準備することができるようになる。

 

このほか、配達を別の住所へ転送、配達予定の変更、引取りまでの貨物の保管を指定できるようにした。貨物の現在の状況、遅延、配達完了などはEメールで自分や関係者に知らせることもできる。画面の見やすさにも配慮し、フォントの大きさを調整できるようにした。