ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

日本ドローン機構、越南でドローンパイロット育成

2025年4月15日 (火)

産業・一般日本ドローン機構(東京都港区)は15日、3月31日にベトナムのドローンメーカーであるGTEL ROBOT JOINT STOCK COMPANY(GRobot)と、ドローンパイロット育成に関する戦略的パートナーシップの基本合意書(MOU)を締結したと発表した。2025年度中に、ベトナム警察学校向けの操縦トレーニングを開始する予定で、警備や防災、物流など多様な分野へのドローン活用を視野に入れている。

ベトナムでは経済成長に伴い、警察・防災・インフラ点検・物流といった公共分野でドローン導入の需要が急増している。同社は国内70か所以上のスクールで操縦士を育成してきた実績を持ち、今回の協業で、GRobotと連携し現地ニーズに対応した最適な教育プログラムを開発・提供する。GRobot社はベトナム国防省のライセンスを有し、台湾軍やベトナム電力公社向けなどの納入実績を誇る。

トレーニングでは、操縦技術のみならず、安全運用マニュアルの策定や防犯・点検の実務応用まで網羅する支援を行う。両社は今後、官公庁や民間企業への導入支援も検討しており、ベトナム国内にとどまらず、東南アジア全体のドローン供給体制の構築を見据えている。

■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。

※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。

LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com