M&Aハイドロゲルカプセル化技術により細胞保存と生物輸送を開発するスタートアップ、アテレリクス(英国)は15日、中国の大手物流企業であるマインバイオと独占販売契約を締結したと発表した。
同契約に基づいてマインバイオは中国での同社製品の独占販売パートナーとなり、繊細な温度管理が必要な生体材料を凍結することなく保存・輸送することで、従来の凍結保存の課題を解決するソリューションを提供する。
同社が特許を取得したハイドロゲルは、細胞を物理的にカプセル化し輸送中の生物的機能を維持することで、凍結保存におけるボトルネックに対処するもの。サンプルは室温で最大2週間、すぐに使用できる状態で保存できるため効率がよく、凍結保存時によく見られる細胞生存率の低下を最小限に抑える。また超低温チェーンに伴うコストなどを削減することが可能となり、研究、開発、診断などで生体試料を扱う場合にも費用対効果が高いため、生物医学研究と細胞治療開発を強化することができる。
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