クリエイト・レストランツ、関東の物流拠点集約

財務・人事「かごの屋」や「磯丸水産」など居酒屋やレストランなどを展開するクリエイト・レストランツ・ホールディングス（東京都品川区）は14日、関東に3か所あった物流拠点を、新設した「関東基幹ディストリビューションセンター（DC）」に集約したと発表した。関西・中京の物流拠点はすでに集約が完了している。

同社は物流費の抑制や配送ルートの見直しを進めるため全国に8か所あった物流拠点の集約化を進めていた。

2022年9月には中京1か所、関西4か所だった物流拠点を、関西の基幹DCに集約しており、関東でも基幹DCの整備を進めていた。

新たに開設された関東基幹DCはことし3月から稼働し、関東と東北にある店舗への配送を担っている。

同社は、配送拠点の集約化によって、商社やメーカ―との価格交渉力が向上するほか、物流費の抑制も図ることができ、食材の価格高騰やドライバー人材の不足などの24年問題にも対応できるとしている。また、食材の発注と納品のリードタイムを短縮することで食品ロスを削減するほか、配送ルートの効率化によってCO2排出量の削減を目指す。

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LOGISTICS TODAY編集部
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