荷主三菱化工機は16日、水素社会の実現を目指し、水素関連事業に特化した「Japan Hydrogen Fund」に出資すると発表した。同ファンドは、水素バリューチェーン推進協議会(JH2A)とアドバンテッジパートナーズ(APグループ)によって設立されたもので、三菱化工機はJH2Aの理事会社としての立場も生かし、資金供給や企業連携を通じて水素サプライチェーンの構築に寄与する。
同ファンドは、水素の「つくる/はこぶ/ためる/つかう」の各領域を対象に、必要な事業資金を投資する仕組み。同社はファンドを通じて、水素関連情報の入手やパートナー企業との連携を図るほか、物流を含むグローバルな水素バリューチェーンへの参画拡大を見込む。特に、同社の強みである水素製造装置の技術力と長年の実績を背景に、脱炭素社会に向けた具体的な物流網の整備にも寄与する。
同社は、今回の出資によりファンドの枠組みを活用し、持続可能なエネルギー供給体制の実現に貢献するとともに、国際的な物流ネットワークとの連動を強化し、次世代の水素サプライチェーンの中核的存在を目指す。
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