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三井倉庫ロジ、ギークの自動棚搬送ロボを導入

2025年4月17日 (木)

サービス・商品ギークプラス(Geek+、東京都渋谷区)は17日、自社の自動棚搬送ロボットを三井倉庫ロジスティクス(中央区)の物流施設に導入したと発表した。対象施設では上新電機(大阪市浪速区)の物流業務を担っており、ロボット導入によりピッキング作業の省人化と業務の標準化に貢献する。

同施設では家電やホビー製品など多品種の商品を扱っており、近年の物流需要増加と人手不足の影響で、作業の安定化が課題となっていた。ギークプラスの自動棚搬送ロボット「ピッキング Pシリーズ P500R」は、商品棚をピッキングステーションまで自動で搬送し、作業員はその場で商品を取り出すだけで済むため、作業効率と正確性の向上が見込まれる。導入にあたっては事前にPoCを実施し、導入効果が検証された。

ギークプラスは自動化ロボットや物流ソフトウエアの開発・提供を通じて物流現場のDX(デジタルトランスフォーメーション)を支援しており、国内販売台数は4000台を超える。同社は今後も複数拠点のデータ連携や従量課金制のフルフィルメント事業を展開し、物流業界全体の省力化と持続可能な運用体制の構築を目指す。

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LOGISTICS TODAY編集部
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