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トヨタ紡織、中国合弁会社が生産を開始

2013年10月21日 (月)

荷主トヨタ紡織ロゴトヨタ紡織は21日、広州汽車集団零部件と合弁で広東省河源市に設立した新会社「河源豊田紡織汽車部件」(河源豊田紡織)が、自動車用シートカバーの生産を開始した、と発表した。

新会社は、自動車用シートを生産する広州桜泰からトヨタカムリのシートカバー工程を移管し、将来的には広州地域の増産に対応する。河源豊田紡織で生産するシートカバーは、広州桜泰でシートに組み立てた後、広汽豊田汽車へ納入する。

18日に河源市の関係者50人を招き、開所式を開催。豊田紡織中国の伊藤文隆董事長は、「高品質なモノづくりを通じて中国のみなさまへ貢献していく」と述べた。

■河源豊田紡織の概要
生産品目:自動車用シートカバーなどの内装部品
生産能力:23万台/年
生産開始:2013年9月
敷地面積:17000平方メートル
建屋面積:8700平方メートル
投資額:414万米ドル(4億円)
従業員数:230人