ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

タイとの物流利便性に着目

トヨタ紡織、ラオスでシートカバーの生産開始

2014年5月19日 (月)

荷主トヨタ紡織、ラオスでシートカバーの生産開始トヨタ紡織は19日、ラオスで自動車用シートカバーの生産を開始したと発表した。生産を開始したのは、タイのシート生産を補完するサテライト工場としてラオスに新設した「トヨタ紡織ラオス」で、シートカバーをタイ拠点へ供給する。

ラオスは、インドシナ半島のべトナム、ラオス、タイ、ミャンマーの4か国を結ぶ、全長1500キロの陸路「東西経済回廊」を通じてタイとの物流アクセスに優れ、電力などのインフラも安定。ラオス語がタイ語に類似していることから、社員に対する現場指導や教育にタイ人マネージャーなどを活用していく。

■トヨタ紡織ラオスの概要
所在地:ラオス人民民主共和国サワンナケート県
株主構成:トヨタ紡織アジア90%、TOYOTA TSUSHO ASIA PACIFIC PTE.LTD.7%、豊田通商3%
生産品目:自動車用シートカバーなどの内装部品
生産能力:20万台/年
生産開始:2014年4月
敷地面積:8万平方メートル
建屋面積:7000平方メートル
投資額:560万ドル(5億円)
従業員数:180人(生産開始時)