サービス・商品セイノーホールディングス(HD)は23日、傘下のセイノーフィナンシャル(岐阜県大垣市)が提供する売掛保証サービス「カンガルー売掛保証PLUS」の会員数がことし3月末時点で1万117社となったと発表した。導入企業の出荷品代金に対する保証総額は70億円に達している。
同サービスは、取引先の倒産や支払い遅延による売掛金の未回収リスクを軽減するもので、中小企業を中心に導入が進んでいる。2021年に「カンガルー売掛保証PLUS(包括コース)」の提供を開始し、23年には業界初の取り組みとして売掛保証を輸送の「付帯サービス」とした「カンガルー売掛保証PLUS(付帯コース)」をラインアップに追加した。
カンガルー売掛保証PLUSでは、輸送の見積書上に売掛保証が明示され、内容に同意するだけで申し込みが完了。追加料金なしで簡単な手続きにより年100万円(着荷主あたり)、年300万円(発荷主あたり)までの売掛金を保証することが可能だ。保証料は運賃に連動する仕組みとし、手軽で導入しやすい料金体系を実現しており、販売先の審査が不要な点も他社との差別化につながっている。
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