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東九州道・隼人東IC-隼人西が開通6/15

2025年4月23日 (水)

国内西日本高速道路(NEXCO西日本)は、東九州自動車道の隼人東インターチェンジ(IC)-隼人西IC間(3.7キロ)の4車線化工事が6月15日に完成すると発表した。同区間は鹿児島県霧島市隼人町住吉から同町小浜に位置している。

工事完成を記念した式典は同日10時から霧島市隼人農村環境改善センターで開催される。式典では来賓挨拶やテープカットが行われる予定だが、一般参加はできない。

NEXCO西日本九州支社によると、4車線化によって安全性が大幅に向上する。対面通行となる暫定2車線区間は、4車線区間に比べて交通事故による死亡率が4倍高いとされる。中央分離帯の設置により対向車線への飛び出しが防止され、安全性が向上するという。

また災害時のリダンダンシー(代替機能)も強化される。暫定2車線区間では災害復旧工事中に交通が1カ月間停止した事例があるのに対し、4車線区間では2日間で復旧した例が紹介されている。

このほか、4車線化により地域の救急医療活動も支援される。霧島市内から管外への搬送時間が短縮され、年間700人の救急搬送に活用されるとのことだ。

霧島市は製造品出荷額が鹿児島県内第2位を誇り、電子部品・デバイス・電子回路製造業が6割以上を占める。輸送の効率化により地域産業の活性化も期待されている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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