
▲「十勝フードバレー物流センター」(出所:横浜冷凍)
拠点・施設横浜冷凍は24日、建設中だった「十勝フードバレー物流センター」(北海道芽室町)が完成した、と発表した。新拠点開設により、十勝地区で生産される農産物などの保管・出荷能力を高める。十勝地区で4か所目となる冷蔵帯対応の物流拠点が稼働することで、横浜冷凍の同エリアでの計庫腹容量は8万7000トン超となる見通し。
十勝フードバレー物流センターは敷地面積7739平方メートル、延床面積5035平方メートル。庫内作業を省人化するため、同社の国内物流拠点としては初めて全自動倉庫システムを導入した。収容能力は2万3233トン(自動ラック倉庫F級2万2895トン、仮置室F級338トン)。BCP対策として、太陽光発電設備やリチウムイオン蓄電池、自立式パワーコンディショナーシステムを設置し、停電時でも電力供給が可能な体制を整えた。

▲自動倉庫搬入・搬出エリア
新拠点は既設の3センターと連携し、十勝エリアの農業発展や流通網の安定化に貢献していく。道内の他センター(石狩、恵庭、喜茂別)とも協働し、道内全域の物流網効率化を進めたい考えだ。
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