調査・データ日本気象協会は25日、AGC、北海道月形町と共同で実施していたホワイトアウト予測技術の実証実験を3月31日に終了したと発表した。
この実験では、AGCの窓設置カメラ「ミハルモ」によるリアルタイム画像データと気象協会のAI(人工知能)技術を組み合わせ、視程予測情報を町内施設のデジタルサイネージで発信した。

▲ホワイトアウト予測情報のデジタルサイネージ(出所:日本気象協会)
実施後のアンケート調査では、回答者の62%が予測情報をもとに「普段より注意して移動した」「移動を早めた」「移動を遅らせた」と答え、冬季の交通事故リスク低減に寄与したことが確認された。
今後は「ミハルモ」の設置箇所見直しやAI技術の向上を進め、月形町への本格導入を検討していくという。
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