サービス・商品佐川急便は28日、今後も増加が見込まれる訪日観光客の利便性向上に寄与する物流サービスを共同開発、展開に向けて、Japan DX(東京都港区)と資本業務提携を締結した。両社は、増加する訪日観光客に向けて、大型手荷物の運搬課題を解決する物流サービスを共同開発する。Japan DXが持つ中国の主要OTAプラットフォームとの連携を生かし、観光地や公共交通機関の混雑緩和、コインロッカー不足の解消を目指す。
このような、いわゆる手ぶら観光サービスにより、訪日観光客は大型手荷物から解放され、より快適な観光体験を楽しめるようになる。指定場所での荷物の預け入れと目的地での受け取りにより、移動時の負担を大幅に軽減できる。
観光地のオーバーツーリズム対策の一環として、佐川急便は消費行動が「モノ消費」から「体験消費」へ移行している点に着目し、新たな物流サービスを展開する。
Japan DXは訪日客向けの総合プラットフォームサービスを展開し、世界の主要旅行OTAプラットフォームと連携してビッグデータとトラフィックを活用した事業を展開。
両社は今後、訪日観光客の利便性をさらに向上させながら、レジャー・観光市場の物流課題を総合的に解決していく方針だ。
■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。
※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。LOGISTICS TODAY編集部