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ATOBAエナジー、英LCCとSAF供給で覚書締結

2025年5月1日 (木)

(出所:ATOBAエナジー)

環境・CSR英国の格安航空会社(LCC)のイージージェットと、SAF(持続可能な航空燃料)アグリゲーターのATOBAエナジー(米国)は4月29日、ワールド・フューエル・サービス(WKC、同)と提携し、イージージェットの欧州、英国における運航向けにSAFの長期供給体制を構築する覚書を締結したと発表した。

同契約はイージージェットの脱炭素化戦略を支援するものであり、ATOBAエナジーのSAFアグリゲーション(価格・供給変動のリスク管理)とWKCのグローバルなジェット燃料物流やブレンド、保管、流通インフラを組み合わせることでSAFバリューチェーンの活性化を見込む。

イージージェットは脱炭素化を推進するため競争力のある価格のSAFを求めていたが、一方SAF生産者は投資を回収するために長期的かつ安定した価格契約を求めていた。この課題に対し、ATOBAエナジーは多様な生産者からオフテイク(継続的)契約を行うことでSAF生産に伴う技術リスクと価格リスクを軽減し、航空会社、ジェット燃料販売業者、SAF生産者、金融機関間の長期オフテイク契約締結を進めている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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