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百貨店の廃食用油をSAF製造に供給、日揮HD

2023年9月6日 (水)

環境・CSR日揮ホールディングス(HD)は6日、レボインターナショナル(京都市伏見区)、合同会社のSAFFAIRE SKY ENERGY(サファイアスカイエナジー、横浜市西区)とともに、大丸松坂屋百貨店(東京都江東区)と、百貨店に入居する飲食店などから排出される使用済み食用油を、国産の持続可能な航空燃料(SAF)製造の原料に供給することで基本合意書を締結したと発表した。百貨店業界でSAF製造に使用される廃食用油を供給する取り組みは初となる。

取り組みは、大丸松坂屋百貨店大丸心斎橋店(大阪市中央区)と大丸芦屋店(兵庫県芦屋市)に入居する飲食店から排出される廃食用油を、レボインターナショナルが収集し、サファイアスカイエナジーが計画するSAF製造装置向けに引き渡す。

(出所:日揮HD)

サファイアスカイエナジーは2024年度下期から25年度初頭の生産開始を目指し、大阪府堺市のコスモ石油堺製油所で建設中の国産SAFの大規模生産プラントで、収集した廃食用油を原料にSAF製造を実施する。日揮HDは、廃食用油を原料とするSAF製造事業に関するサプライチェーン全体の構築を行う。

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LOGISTICS TODAY編集部
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