DHL、SAF供給で米ワールドエナジーと7年契約

国際DHLジャパン（東京都品川区）は23日、DHLエクスプレスが持続可能な航空燃料SAF（サフ）を生産する米ワールドエナジーと、SAF証書（SAFc）を通じて、2030年までの7年間で6億6800万リットルのSAFを購入する戦略的長期契約を締結したと発表した。

▲（左から）DHLグループCEOのトビアス マイヤー氏、ワールドエナジーCEOのジーン ギボリー氏（出所：DHLジャパン）

DHLは同契約により、航空燃料のライフサイクル全体で170万トンのCO2排出量削減を見込んでおり、これはアメリカ大陸におけるDHLエクスプレスの年間7万7000回分の運航を1年間カーボンニュートラル化したのに相当する。

SAFcでは、認証油のクレジットが生産者と最終製品製造者・販売者との間でオンライン取引されるブックアンドクレーム方式を利用し、各クレジットに関連する排出削減量を正確に記録し、第3者による検証を保証することでSAFの透明性を担保。DHLエクスプレスがSAFcを購入して関連する排出削減量を利用し、SAFを活用したCO2排出削減サービス「GoGreen Plus」（ゴーグリーン・プラス）を利用する顧客の輸送排出量を削減する。

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LOGISTICS TODAY編集部
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