大和物流、小牧市で延べ3.7万m2の物流施設

▲A棟（普通倉庫）

拠点・施設大和ハウス工業は5日、同社グループの大和物流（大阪市北区）が、1日から愛知県小牧市で総延床面積3万7000平方メートルを超える大型物流施設2棟を開発する「小牧長治プロジェクト」を本格始動したと発表した。

小牧長治プロジェクトは、東名高速道路小牧インターチェンジ（IC）と春日井ICから4.5キロに位置。また、東名高速道路・名神高速道路・中央自動車道が交わる交通の要所小牧ジャンクションに近く、中京圏だけでなく関東圏、関西圏へのアクセスにも優れている。

「（仮称）小牧長治物流センターA棟」と「（仮称）小牧長治物流センターB棟」で構成される同社最大の物流施設。センターの屋上には、両センターをあわせて3400枚・総発電容量1024キロワットのソーラーパネルを敷設。また、省エネ性に優れるLED照明を全館に導入し、大幅な省エネを実現する。

▲B棟（冷凍・冷蔵倉庫）

A棟は、重量物や長尺物が多い建材貨物の保管・取り扱いに適した低床式ホーム構造とし、一部にドックレベラーを設置することで、コンテナ貨物の取り扱いも可能としている。2019年6月から稼働を予定しており、施設の一部を物流不動産として賃貸し、残りを主に建材関係の貨物を取り扱う物流拠点として、自社運営する。B棟は、冷凍・冷蔵設備を備えた物流施設で、横浜低温流通（神奈川県厚木市）に19年9月から全棟賃貸する。

■「（仮称）小牧長治物流センターA棟」概要
所在地：愛知県小牧市長治町1-1
敷地面積：1万6159.92平方メートル（4888坪）
延床面積：2万2618.14平方メートル（6842坪）
構造・規模：鉄骨造地上4階建て（倉庫／3階建て）
設計・施工：大和ハウス工業
最寄りIC：東名高速道路小牧ICから4.5キロ
最寄り駅：名鉄小牧線小牧原駅から1.8キロ
着工日：2018年7月1日
竣工：2019年5月末（予定）
稼働：2019年6月（予定）

■「（仮称）小牧長治物流センターB棟」概要
所在地：愛知県小牧市長治町1-1
敷地面積：8988.07平方メートル（2719坪）
延床面積：1万4482.68平方メートル（4381坪）
構造・規模：鉄骨造地上4階建て（倉庫／3階建て）
設計・施工：大和ハウス工業
最寄りIC：東名高速道路小牧ICから4.5キロ
最寄り駅：名鉄小牧線小牧原駅から1.8キロ
着工日：2018年10月1日
竣工：2019年9月末（予定）
稼働：2019年10月（予定）