サービス・商品プラスト(大阪市淀川区)は1日、フォークリフト専用のミリ波レーダーシステムを開発し、販売を開始すると発表した。64ギガヘルツ帯のミリ波センサーを採用し、死角に潜む人物や障害物をリアルタイムで検知・警告する機能を備える。物流倉庫や製造現場での接触事故の防止を図り、安全性と作業効率の向上を目指す。
同製品は、縦5.5メートル、横3メートルの範囲で3段階の警告を行う。警告はブザー・警告灯・ディスプレイ通知の3方式で、後付け可能な設計となっており、屋内外問わず幅広いフォークリフトに対応する。夜間や悪天候時など、目視やカメラでは不十分な場面でも高精度に検知できる。
同社は、物流企業、リース会社、製造業を中心に販売を強化し、今年度中に1000台の出荷を目標としている。今後はAI(人工知能)との連携による危険予測機能や複数車両間の連携によるスマート倉庫対応の機能追加を視野に入れており、物流業界でのDX(デジタルトランスフォーメーション)の推進を図る。
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