調査・データ厚生労働省は9日、2025年3月分の毎月勤労統計調査速報を発表した。
調査対象事業所(従業員5人以上)の1人当たり平均月間現金給与総額は前年同月比2.1%増の30万8572円となり、39か月連続でプラスを記録した。一方、実質賃金指数は2.1%減で3か月連続のマイナスとなった。これは消費者物価指数(持家の帰属家賃を除く総合)が4.2%上昇したためだ。内訳をみると、基本給などの「きまって支給する給与」は1.2%増の28万2579円、「所定内給与」は1.3%増の26万2896円だった。ボーナスなどの「特別に支払われた給与」は13.9%増の2万5993円となった。
雇用形態別では、一般労働者の現金給与総額は2.7%増の39万9394円、パートタイム労働者の時間当たり給与(所定内給与)は3.8%増の1375円で、いずれも増加している。
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