上組、増収増益決算、大阪南港倉庫建替で取扱増

財務・人事上組は12日、2025年3月期の決算を発表した。売上高は前年比4.6％増の2791億8200万円、営業利益は同8.2％増の330億9500万円、最終利益は7.6％増の269億3500万円と増収増益だった。

物流事業セグメントの売上高は前期比5％増の2431億400万円、セグメント利益は同8.5％増の286億8800万円だった。港湾運送および倉庫はコンテナの取扱いが横ばいで推移したものの、穀物、飼料原料、青果物および自動車の取扱数量が増加した。また大阪市南港地区における定温倉庫建替えによる取扱量の増加や大型の工場設備輸送の受注が増収に寄与。国内運送は貨物の荷動きが堅調に推移したことに加え、スポット輸送案件の受注が増収に寄与した。国際運送は発電所輸送プロジェクト案件が減少したものの、三国間輸送の取扱量の増加が増収に寄与した。

26年3月期の通期予想は、売上高は1％増の2820億円、営業利益は3.3％減の320億円、最終利益は2.7％減の262億円とした。

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LOGISTICS TODAY編集部
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