アサヒロジスティクス、大阪の低温物流会社を買収

M&Aアサヒロジスティクス（さいたま市大宮区）は13日、関西を拠点とするレインボー物流（大阪府高槻市）の全株式を取得し、完全子会社化したと発表した。アサヒロジスティクスは、東日本を中心に食品物流を展開しているが、今回の子会社化により関西圏での物流機能を強化し、広域ネットワークの構築を図る。

▲レインボー物流の輸送トラック（出所：アサヒロジスティクス）

レインボー物流は大阪府高槻市に本社を置き、低温物流に強みを持つほか、中・長距離輸送、小口共配、3PL事業など多様な物流サービスを提供。大阪府内に4か所の物流拠点を持ち、中四国や九州にもネットワークを広げている。アサヒロジスティクスは2026年2月に大阪府茨木市で共配センターの開設を予定しており、今回のグループ化により関西圏での事業基盤を早期に拡充する狙いだ。

東日本に強みを持つ同社と西日本に強いレインボー物流との間でシナジーを創出し、より広範なエリアをカバーする体制を整えることで、物流サービスの品質向上を図るとしている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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