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川崎近海、営業利益が32.3%増加、4-9月期

2013年10月31日 (木)

ロジスティクス[川崎近海汽船]2014年3月期第2四半期連結決算(単位:百万円)

 2014年3月期第2四半期2013年3月期第2四半期増減
売上高22,64521,3616.0%
営業利益1,26195332.3%
経常利益1,24885246.4%
当期純利益8417847.2%
川崎近海汽船が10月31日に発表した4-9月期決算は、主力の近海、内航部門が順調に推移し、増収増益となった。

近海部門は、バルク輸送が国内セメントメーカーの堅調な生産活動を背景に、石炭、石膏、セメントなどで安定した輸送量を確保。木材輸送は、復興需要などで輸入合板の輸送量が前年同期を上回ったものの、チップ輸送では市況の低迷が続いた。鋼材・雑貨輸送では、航路再編により海峡地向けの輸送量が減少、インドネシア向けの輸送量は増加した。タイ向けは前年同期並みの輸送量となった。

内航部門は、不定期船輸送で石灰石専用船、石炭専用船が安定的に稼働し、小型貨物船も荷動きが上昇したことから稼働が上がった。定期船輸送も輸送量が増加した。フェリー輸送では、新造船の投入効果もあって旅客・乗用車の輸送量が大幅に増加した。