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川崎重工、64型ばら積運搬船を引き渡し

2025年5月15日 (木)

▲64型ばら積運搬船「SUMMER QUEEN」(出所:川崎重工)

荷主川崎重工業は14日、中国南通市の南通中遠海運川崎船舶工程(NACKS)で、64型ばら積運搬船「SUMMER QUEEN」(サマークイーン)を引き渡したと発表した。同船は船首楼付き平甲板型で、穀類、石炭、鉱石などを搭載可能な5つの船倉を持ち、4基の30トンデッキクレーンを装備している。

同船は、省燃費型の電子制御式ディーゼル主機関を搭載し、推進効率の高い形状のプロペラや、カワサキフィン付ラダーバルブ、コントラフィン付セミダクトなどの技術を採用。これにより、EEDI規制のフェーズ3(CO2排出量基準値比較30%削減)を達成している。全長199.90メートル、幅32.24メートル、深さ19.40メートル、総トン数3万6412トン、載貨重量6万4190トン。

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LOGISTICS TODAY編集部
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