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ブルーイノベーション橋梁点検技術NETIS登録

2025年5月16日 (金)

▲橋梁点検の様子(出所:ブルーイノベーション)

認証・表彰ブルーイノベーションは15日、同社が提供するドローン「ELIOS 3」を活用した橋梁点検技術が、国土交通省の新技術情報提供システム(NETIS)に登録されたと発表した。

この技術は、橋梁の桁下や天井部など、従来は足場やクレーンを必要とする高所・狭所の点検を、ドローンによって実施可能とするものである。これにより、作業員の安全性向上に加え、点検準備にかかる時間やコスト、労務負担の大幅な削減が期待される。

ELIOS 3は、スイスのFlyabilityが開発した屋内点検用球体ドローンで、世界初の3Dマッピング用LiDARセンサーを搭載している。これにより、非GNSS環境下でも高精度な位置特定とリアルタイムの3Dデータ化が可能となり、点検作業の効率化と精度向上に寄与する。ブルーイノベーションは2018年にFlyabilityと日本国内での独占販売契約を締結し、ELIOSシリーズを活用した点検ソリューションを提供しており、プラントや発電所、下水道などを中心に、300か所を超える現場でELIOSシリーズの導入実績を有している。

今回のNETIS登録により、公共工事における新技術の活用が促進され、ELIOS 3を用いた橋梁点検技術の普及が期待される。

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LOGISTICS TODAY編集部