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ブルーイノベーション、ドローンで船舶遠隔検査

2025年4月8日 (火)

ELIOS 3 UT検査ペイロードによる船舶内の点検イメージ(出所:ブルーイノベーション)

認証・表彰ブルーイノベーションは8日、超音波厚さ測定機器を搭載したドローン「ELIOS 3 UT検査ペイロード」が、日本海事協会(ClassNK)から製品・ソリューション向けイノベーションエンドースメント認証を取得したと発表した。

閉鎖空間や危険環境において、安全かつ高精度な厚さ検査を遠隔で行える点が評価された。同機はスイス・Flyability社の屋内点検用球体ドローン「ELIOS 3」に搭載可能な専用ユニットである。

この検査ドローンは、遠隔操作でのカプラント塗布や3種類のUTプローブによる多様な形状への対応が可能で、Live A-Scan機能によって測定箇所の厚さをリアルタイムで可視化できる。船舶業界では、従来数千時間かかっていたバラストタンク内部の点検作業を7日以内に短縮できた事例もある。足場や特殊機材の不要化により、安全性の向上と検査コストの削減が見込まれる。

同社は、5月22日-24日に愛媛県今治市で開催される海事展示会「バリシップ2025」に出展し、ELIOS 3 UT検査ペイロードの実機展示を行う。

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LOGISTICS TODAY編集部
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