拠点・施設計測機器・科学機器販売のアズワンは15日、計測機器の検査受託を2倍に拡充するため、総投資額28億円を投じて「新レンタル&校正センター」を大阪市此花区島屋に建設すると発表した。2027年1月の稼働開始を予定しており、敷地面積5950平方メートル、鉄骨4階建て、延床面積6000平方メートルの規模となる。25年6月に着工、26年10月末に完成する。

▲レンタル&校正センター完成予想図(出所:アズワン)
新センターは、研究や製造現場で使用される温度・湿度・濃度・重量などの計測機器の校正業務を一括して行うことで、従来の機器メーカーごとに異なる校正対応が不要となり、作業効率が向上する。また、レンタルサービスも拡充し、汎用機器のみならず大型実験機器の取扱いも増加させる。
同社によると、研究や製造の現場における導入費用を抑えるためレンタルサービスを利用する企業が増加傾向にあるため、レンタルアイテムの拡充や校正メニューの高度化、多様化に向けて作業スペースの拡大と設備拡充を決定した。
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