国内北陸地方整備局長岡国道事務所は16日、橋梁部材の損傷により5月9日から通行止めとなっている国道8号の上輪橋について、現時点では通行止め解除の見通しが立っていないと発表した。
緊急点検は16日に完了予定で、これまでの点検で新たな破断は確認されなかったものの、部材の腐食などの損傷が複数箇所で見つかっている。
同事務所は専門家の意見を踏まえ、橋梁全体の安全性確認のための詳細分析および対策検討を進めており、通行止め解除の見込みについては分析結果を踏まえて改めて発表するとしている。
部材が破断している箇所については、16日午後から現地で部材を固定する応急処置が行われる予定だ。
通行止め区間は上輪橋(長岡側)から胞姫橋(上越側)までで、迂回路として北陸自動車道の柿崎インターチェンジ(IC)-米山IC間および柿崎IC-柏崎IC間が無料開放されている。
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