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トヨタ、普通充電インフラ普及へ実証実験を実施

2013年11月5日 (火)

話題トヨタ自動車トヨタ自動車は1日、愛知県蒲郡市、豊橋市、西尾市、幸田町の4市、13企業・団体と共同で、2012年度に続いて15日から2014年3月15日まで、プラグインハイブリッド車(PHV)や電気自動車(EV)など電気利用車両用の普通充電器に関する実証実験を行う、と発表した。

13年度は、12年度の実証実験で利用実績が多かった商業施設に加え、PHV・EVユーザーから設置要望のあった宿泊施設、周辺の観光施設などまで対象を広げ、最適な充電器の設置場所や、利用しやすい認証方法など調査・検証を行い、設置活動を支援する。

今回実証実験で使用する充電器は、12年度までに設置を行った充電器32基に、新たに設置を予定している40基を加え、計72基となる。

実験では三河地区の4自治体と連携し、域内の宿泊施設・観光施設に充電器を重点的に設置し、これによる集客効果やPHV・EVの認知度の変化検証する。期間中、実証実験の告知や充電器の利用促進のために、実証実験に参加する自治体の施設などへポスター掲示などを実施する。

また、充電器とその認証カードの利便性を高めるため、トヨタメディアサービス製充電器「G-Station」専用の認証カード(プリウスPHV会員カード)を豊田自動織機製充電器「EVC1」にも対応可能とし、新規ユーザーの増加の有無など、利用実態を検証する。

設置事業者による設置コストなどの回収手段として、コイン投入方式の充電器を一部の観光施設などにも設置して利用料を徴収することで、利用者の動向や料金の妥当性を検証する。