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日本郵船、バッテリー駆動の完全電動作業船が完成

2025年5月26日 (月)

▲航行するe-Crea(出所:日本郵船)

荷主日本郵船は26日、日本初となる発電機を一切搭載しないバッテリー駆動の完全電動作業船「e-Crea」(エクレア)が、同社グループの京浜ドック子安工場(横浜市神奈川区)で23日に完成したと発表した。今後は同工場で、タグボートの入渠・出渠時の補助業務に使用される。

同船は全長9メートル、幅3メートル、最大14人乗りで、陸上設備から充電したバッテリーのみで航行する。CO2を排出しないため、海運分野におけるGX(グリーントランスフォーメーション)推進の一環として注目される。構造上の課題であった重量配分と高温対策には、機器配置の最適化や多層的な冷却・換気設備を導入し、安全性と作業性を確保した。

船舶の低・脱炭素化技術の研究を進め、今回得られた知見を2026年12月完成予定の電気推進タグボート建造に反映させる。

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LOGISTICS TODAY編集部
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