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名豊道路開通で三河港への完成自動車輸送時間短縮

2025年6月4日 (水)

国内名四国道事務所は4日、蒲郡バイパス豊川為当インターチェンジ(IC)から蒲郡ICが3月8日開通し、名豊道路が全線開通したことを受け、開通後2か月の交通状況を公表した。

開通前は前芝ICから蒲郡ICへの移動時に、主要渋滞箇所が連担する県道豊橋幸田線や国道1号を利用する必要があったが、今回開通区間の利用によって前芝ICから蒲郡ICへの移動が最大9分短縮された。一方、豊川為当ICの合流部などで、速度低下が発生している。また蒲郡バイパスの開通により、国道1号では渋滞長が最大530メートル減少、オレンジロードでは最大渋滞長190メートルが解消するなど、周辺道路の渋滞が緩和した。

蒲郡バイパス(今回開通区間)の交通量は1万6500台/12時間。今回開通区間に並行する国道1号、県道では交通量が1万台/12時間に減少した。

名豊道路に直結する三河港は、完成自動車を含む機械類および輸送用機器が輸出額の97%を占めており、完成自動車の輸出台数が全国第2位と、全国を代表する完成自動車の輸出港となっている。名豊道路が全線開通したことで、自動車組立工場から三河港までの完成自動車の輸送時間が短縮し、さらには輸送回数の増加などの効果が期待される。

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LOGISTICS TODAY編集部
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