ヤマハなど、羽田で低速電動車輸送の実証実験開始

調査・データヤマハ発動機（静岡県磐田市）は5日、東京国際空港（羽田空港）でプライベートジェット向け手荷物輸送サービスの実証実験を9日から開始すると発表した。羽田タートルサービス、藤正自販との3社共同で実施する。

（出所：ヤマハ電気）

実証実験では低速電動車両「DIAPASON C310」を使用し、従来のガソリン車両と併用して効果を検証する。同車両にはホンダ製の着脱式バッテリーを搭載している。期間は9月30日まで。

空港内の手荷物輸送は従来、ガソリンや軽油を燃料とするトラックを使用していた。プライベートジェット向けは荷物量が比較的少ない一方、空港内を迂回するためエネルギー効率や輸送コストに課題があった。今回の実験は東京国際空港のカーボンニュートラル推進の一環として、電動化の可能性を検証する。

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LOGISTICS TODAY編集部
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