ニホント、ネパールで特定技能ドライバー教育

産業・一般ニホント（東京都江戸川区）は4日、ネパール現地で特定技能ドライバーを対象とした日本式教育プログラムを7月に本格的に開始すると発表した。物流業界で深刻化する人材不足への対応として、現地での即戦力育成を図る。

▲ネパール現地での運転指導の様子（出所：ニホント）

同社はネパールに教習コースを整備し、日本人教官が常駐して運転技術や日本の交通マナー、安全確認などを指導する。映像教材を用いた学科教育や、公道での模擬走行、模擬試験も実施することで、入国後すぐに業務に従事できる人材を育てる。物流企業は追加教育コストを抑えながら安全性の高いドライバーを採用できる。

教育前には適性セレクションを行い、試験に合格した人材のみを日本へ送り出す体制も整えている。同社はインドネシアやベトナムでも同様の育成事業を展開しており、今後も外国人材による物流分野の人材確保を推進する。

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LOGISTICS TODAY編集部
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