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住友電工、中国でPC筐体の製造事業に進出

2013年11月13日 (水)

荷主住友電気工業は12日、同社製マグネシウム合金「AZ91」板材を用いたエレクトロニクス製品用筐体事業への進出を決め、中国・江蘇省常州市に筐体を製造・販売する「住電軽合金(常州)」(SCLA社)を設立すると発表した。

世界のノートPC生産は大半が中国・華東地区に製造拠点が集中しており、同社も華東地区にマグネシウム合金筐体の製造・販売拠点を設立することで、ビジネス用途で需要が堅調なノートPCなどの需要を取り込む。

また、筐体の厚さを薄くできる強みを武器に、伸長著しいタブレット、スマートフォン分野への事業拡大を目指す。

■新会社の概要
社名:住電軽合金(常州)有限公司
所在地:中国・江蘇省常州市常州市武進国家高新技術産業開発区
事業内容:ノートPCなど、エレクトロニクス製品の筐体の製造・販売
資本金:800万米ドル(8億円)
出資比率:住友電工100%
設立:2013年12月
稼働開始:2014年6月
従業員数:60人(2014年)
売上計画:2015年度45億円