M&A日野自動車は10日、羽村工場(東京都羽村市)をトヨタ自動車に移管する契約を締結した。
同工場は1963年の生産開始以降、日野自動車の小型トラックやトヨタ自動車のハイラックス、ランドクルーザー250といった車種を手がける拠点となってきた。今後はトヨタグループのフレーム構造車両生産の中核工場の一つとなる。
この工場移管は、日野自動車と三菱ふそうトラック・バス(川崎市中原区)の経営統合を機に、商用車分野の競争力を強化することが目的だ。移管後は経営資源を集中させて効率化を図り、持続可能なモビリティー社会の実現を見据えてトヨタとの最適な役割分担を進める。日野自動車は100%子会社として受け皿となる新会社を設立。羽村工場を簡易吸収分割または事業譲渡により新会社へ承継した上で、2026年4月1日(予定)に全株式をトヨタに1500億円で譲渡する。
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