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ダイムラーTとボルボG、商用車デジタル推進で合弁

2025年6月17日 (火)

M&Aダイムラー・トラック(ドイツ)とボルボ・グループ(スウェーデン)は17日、合弁会社「Coretura AB」の設立を発表した。同社は商用車業界の変革を目的とし、新たなソフトウェア定義車両プラットフォームによる業界標準の確立を目指している。

(出所:ダイムラー・トラック)

Coreturaはスウェーデンのヨーテボリに拠点を置き、6月初旬より事業を開始した。CEOにはボルボ・グループ出身のヨハン・ルンデン氏が就任している。同社は約50人の従業員でスタートし、段階的な成長を計画しており、今後10年末までに初回製品の車両搭載を目標としている。

この合弁事業の使命は、標準化されたオープンなソフトウェア定義車両プラットフォームと専用の商用車オペレーティングシステムを構築することである。商用車専用の大容量データ処理が可能な高性能制御装置の仕様策定と調達も行い、ソフトウェアとハードウェアの開発サイクルを分離することで、顧客は無線アップデート「オーバー・ジ・エア」によりデジタルアプリケーションを購入・更新できるようになる。

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LOGISTICS TODAY編集部