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ダイムラーT、シーメンスと商用車開発で協業

2023年3月30日 (木)

(出所:Daimler Trucks)

荷主大手トラックメーカーのダイムラー・トラック(Daimler Truck、ドイツ)は28日、独シーメンス(Siemens)グループのソフトウエア開発企業シーメンス・デジタル・インダストリーズ・ソフトウエア(Siemens Digital Industries Software)と、最先端のデジタル・エンジニアリング・プラットフォームの導入に向けて協業すると発表した。商用車開発と車両のライフサイクル管理の効率化を図る。

ダイムラー・トラックは、独ダイムラーから独立した後、IT技術で持続可能な輸送を実現するため、ダイムラーのシステムから新システムへの移行を進めている。今後の脱炭素化の流れを見据え、車両の動力源を電気と水素に切り替え、自律走行輸送など次世代サービスを可能にするシステムだ。

ダイムラー・トラックは、シーメンスが手掛ける次世代エンジニアリングデジタル技術がその推進に不可欠と考え、協業を決めた。新しいデジタルプラットフォームにより、ダイムラー・トラックのシステム設計は機械設計、電気設計、シミュレーションデータと統合される。

シーメンス・デジタル・インダストリー・ソフトウエアは、自社のソフトウエアやハードウエア、サービスを用いて、さまざまな組織のデジタル変革を支援している。協業相手の設計やエンジニアリング、製造プロセスの最適化や製品開発を支えており、ダイムラー・トラックの戦略も支援することにした。

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LOGISTICS TODAY編集部
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